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Excelの関数の記載方法の基本が理解できる |
目次
Excel関数の引数種類
関数は、引数に指定された数値や文字列などを使用し、それに応じた結果を出力するものです。
関数を使うための基本フォーマットは、以下の通りです。
=関数名(引数)
※引数が複数ある場合はカンマ「,」で区切ります。
関数を使うときの基本は初めにイコール「=」を記載し、その後に関数名、そして引数を丸括弧「()」で括って使用します。また、引数に指定できる値には、以下のような種類があります。
引数の種類 | 説明 |
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数値 | 1や2などの数字そのものを入力するパターン <例>=SUM(1,2) |
文字列 | ダブルクォーテーション「”」で文字列を囲み、入力するパターン <例>=LEN(“EXCEL”) |
真偽値 | TRUEやFALSEなどの真偽値を入力するパターン =NOT(TRUE) |
エラー値 | #N/Aや#VALUE!などのエラー値を入力するパターン =IFERROR(“エラー”,#N/A) |
配列 | 波括弧「{}」で文字列や数値で囲み、入力するパターン 入力値はカンマ「,」またはセミコロン「;」で区切る =SUM({1,2,3}*{1,2,3}) |
セル | セル番地(セルの位置)を入力するパターン =SUM(A1,A2) |
セル範囲 | セル範囲を入力するパターン 範囲を表すには二つのセル番地をコロン「:」で区切る =SUM(A1:C100) |
数式 | 算術演算子「+」や「*」を入力するパターン =SUM(1+2,A1) |
論理式 | 比較演算子「=」や「>=」を入力するパターン =IF(A1=100,”OK”,”NG”) |
名前 | セルに付けられた名前を入力するパターン =MIN(商品リスト) |
関数 | 関数を入力するパターン =IF(ISERROR(VLOOKUP(“Excel”,A1:B10,1,FALSE)),”×”,”〇”) |
Excelでは、約500種類もの関数が用意されており、それぞれに役割や用途があります。関数を使うことで、複雑な計算や処理も簡単に行えるようになるので、この基本構成は頭に入れておいてください。