Excelというソフトウェアを聞いたことがありますか?
もしかしたら、既に学校や仕事で使っている人もいるかもしれませんし、パソコン初心者でExcelってそもそも何?となっている人もいるでしょう。
この記事を読むと・・・ |
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Excelとは何か理解できる Excelでどんなことができるか理解できる |
Excelとは?
Excelとは、Microsoft社が開発した表計算ソフトウェアです。
表計算ソフトウェアとは、表形式でデータを入力したり、計算したり、グラフにしたりできるソフトウェアのことです。Excelは、ビジネスだけでなく、家庭や学校でもよく使われています。
なぜなら、Excelにはさまざまな便利な機能があるからです。
似たようなことができる表計算ソフトウェアに以下のようなものが挙げられます。
- Google スプレッドシート
- WPS spreadsheets
- LibreOffice Calc
Excelのバージョンについて
Excelの最新バージョンは、2024年1月にリリースされた「Excel 2024」1です。
このバージョンでは、データ分析やビジュアライゼーションに関する多くの新機能や改善が行われています。
Excelはバージョンによっては以下のような機能や性能に違いがあります。
- 関数とチャート
- ファイル形式と互換性
- セキュリティとパフォーマンス
既にExcelを使用している方で使えない機能がある場合は、そのバージョンが古い場合があります。
基本的な機能は変わらないので、どうしても使いたい機能がない限りは最新バージョンに切り替える必要はないかと思います。
Excelの主な機能
表の作成
Excelでは、セルと呼ばれる小さな四角形の領域にデータを入力して、表を作成することができます。
セルには、文字や数字だけでなく、日付や時刻、画像や図形なども入力できます。セルには、A1やB2などのアドレスが割り当てられており、これを使ってセルを参照したり、範囲を指定したりすることができます。表は、シートと呼ばれるタブで管理されており、複数のシートを作成したり、切り替えたりすることができます。
数式と関数
Excelでは、セルに数式を入力することで、他のセルの値を参照したり、四則演算や剰余などの基本的な計算を行ったりすることができます。
数式はイコール記号(=)から始めて入力します。
例えば、A1セルに「10」、B1セルに「20」を入力した場合、C1セルに「=A1+B1」と入力すると「30」が表示されます。
また、Excelには、平均や最大値、IFやVLOOKUPなどの便利な関数が用意されています。
関数は、関数名と括弧()を使って入力します。括弧の中には、関数に必要な引数をカンマ(,)で区切って入力します。
例えば、平均値を求める関数であるAVERAGE関数を使用し、A1セルからA5セルまでの平均を求める場合、B1セルに「=AVERAGE(A1:A5)」と入力すると「A1セルからA5セルの平均値」が表示されます。
グラフの作成
Excelでは、データを視覚的に表現するためにグラフを作成することができます。
グラフには、折れ線グラフや棒グラフ、円グラフなどの種類があります。グラフを作成するには、まずグラフにしたいデータの範囲を選択し、挿入タブのグラフグループから希望するグラフの種類を選択します。すると、選択したデータに基づいたグラフが作成されます。グラフは、タイトルや凡例、軸ラベルなどの要素を編集したり、色や形式を変更したりすることができます。