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特定の文字列を検索し、一致した箇所があった場合は〇、一致するものがなかった場合は×と表示する関数の使い方が理解できる |
目次
特定の文字列が含まれるセルの「あり・なし」を判定する関数
今回は例として『192.168.1.3』が含まれているセルをB4:B13
の範囲から探しています。
範囲を指定し、対象の文字列がある場合は『〇』、文字列がない場合は『×』を表示する式は以下の通りです。
VLOOKUP("192.168.1.3",B4:B13,1,FALSE)
で
B4からB13までの範囲で”*192.168.1.3*”という文字列を検索しています。
アスタリスク(*)を探したい文字列の前後に加えることにより『192.168.1.3』が含まれるセルを表しています。
もし検索結果が見つかれば、
VLOOKUP関数はその位置の値(つまり、”192.168.1.3が含まれたセルの値”)を返し、
検索結果が見つからない場合は『#N/A』というエラーが返されます。ISERROR(VLOOKUP("192.168.1.3",B4:B13,1,FALSE))
で
ISERROR関数がVLOOKUPの結果を受け取り、
エラーが発生した場合にTRUEを、エラーが発生しなかった場合にFALSEを返します。IF(ISERROR(VLOOKUP("192.168.1.3",B4:B13,1,FALSE)),"×","〇")
で
IF関数がISERROR関数の結果を受け取り、TRUEの場合は”×”、FALSEの場合は”〇”を返します。
※ややこしいですがISERROR関数はエラーの場合はTRUEを返すため、TRUEの場合が×となります。
=IF(ISERROR(VLOOKUP("*192.168.1.3*",B4:B13,1,FALSE)),"×","〇")
ちなみに文字列が一致しないと以下のように表示されます。
=IF(ISERROR(VLOOKUP("*192.168.1.100*",B4:B13,1,FALSE)),"×","〇")
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