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LinuCレベル1がどんな試験か理解できる LinuCレベル1の勉強方法が理解できる |
LinuCとは
LinuC(リナック)とは、クラウド/DX時代のITエンジニアに求められるシステム構築から運用管理に必要なスキルを証明できる技術者認定試験のことで、LPI-Japanが独自に作成しています。
正式名称を「Linux技術者認定試験 LinuC」といい、技術レベルに応じて資格は3段階のレベルに分かれており、「レベル1〜3」となっています。
※2024/03/28現在は、LinuCシステムアーキテクトという試験が新たに追加されました。
LinuCレベル1とは
LinuCレベル1は入門となる資格で、誰でも受験することが可能です。
このLinuCレベル1に合格することで次のレベルであるLinuCレベル2の試験を受ける資格を得られます。
LinuCレベル1には「101試験」と「102試験」の2種類があり、両方に合格することでLinuCレベル1の資格に合格したことになります。片方のみ合格した場合、有効期限は「認定日から5年以内」となっており、5年以内にもう一方の試験に合格しないと失効してしまうので注意してください。
受験の順番はどちらからでもよく、「101試験」に合格してから「102試験」を受験してもいいですし、逆に「102試験」に合格してから「101試験」を受験することも可能です。
LinuCレベル1に合格することで、仮想環境を含むLinuxシステムの基本操作とシステム管理が行える技術者として認定されます。
具体的には以下の知識と技術を持っていることの裏付けとなります。
仮想マシンとコンテナを含むLinuxサーバーの操作と運用・管理ができる。
クラウドのセキュリティを理解し、安全に運用できる。
オープンソースの文化を理解し、業務に活用できる。
LinuCレベル1 試験概要 | Linux技術者認定試験
LinuCレベル1勉強方法
私が実際にLinuCレベル1に1か月で合格するために実施した勉強方法を紹介します。
※時間があれば「101試験」に1か月、「102試験」に1か月想定でスケジュールを組むと良いと思います。
まず勉強の進め方としては「101試験」と「102試験」を同時に勉強し始めるのではなく、どちらかをやり込んでください。
なぜなら、LinuCレベル1の試験は「101試験」と「102試験」を同じ日に受験する必要はないからです。
どちらかを集中してやった方が合格するための効率が圧倒的にいいです。
そして勉強するために何を使用するのがベストかを紹介します。
結論…
「Ping-t」と「Linux教科書 LinuCレベル1」をやり込むです!
これさえやれば合格できます。
Ping-t
LinuCレベル1を受験するならWEB問題集サイト「Ping-t」を利用することが最もおすすめです。
実際の試験形式と似た問題が多く用意されているので試験形式に慣れながら学習できます。
選択式問題の「最強WEB問題集(LinuCレベル1 認定教材)」と記述式問題の「コマ問」があるのでそれぞれ繰り返し解いてください。
※ちなみに私は「コマ門」を数問しか解かずに受験しているので、
試験までどうしても時間がない方はLinuCレベル1 認定教材である「最強のWEB問題集」を優先して解いてください。
正解率90%以上で安定して問題を解けるようになれば、本番の試験でも問題なく合格できると思います。
Linux教科書 LinuCレベル1
Ping-tのみでも合格できるとは思いますが、試験範囲の内容を全体的に理解するために「Linux教科書 LinuCレベル1(LinuCレベル1 認定教材)」通称あずき本を実施することをお勧めします。
「Ping-t」は問題集でしたが、こちらは学習教材になります。章ごとに問題もあるので「Ping-t」で手の届かなかった部分を補うことができます。
まずは、本教材を章ごとに読みこみ、同じ章の問題を「Ping-t」で解いてから次の章に進むのがよいかと思います。
Linux教科書 LinuC レベル1 スピードマスター問題集
「Ping-t」や「Linux教科書 LinuCレベル1」で学習だけでは、どうしても自身がないという方は「Linux教科書 LinuC レベル1 スピードマスター問題集」の使用も検討してみてください。
こちらの教材は1問ごとに回答と解説が記載されている問題集です。問題をガンガン解きながら理解したいタイプの方にこちらの教材はおすすめです。