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echoコマンドでシングルクォーテーション「’」を文字列として使用する方法が理解できる |
目次
シングルクォーテーションを文字列として使う方法
サンプルの文字列として以下の文を使用します。
Lpic ha ‘Linux’ no sikakuda !
メッセージ全体をダブルクォーテーションで括った場合
ダブルクォーテーションで括った場合、以下の実行結果のようにシングルクォーテーションが文字列として認識されます。
文字列としてダブルクォーテーションを使わない場合はこの方法でOKです。
# echo "Lpic ha 'Linux' no sikakuda !"
Lpic ha 'Linux' no sikakuda !
メッセージ全体をシングルクォーテーションで括った場合
ダブルクォーテーションで括った場合、以下の実行結果のようにシングルクォーテーションが消えてしまいます。
このやり方ではシングルクォーテーションは文字列としては扱えません。
# echo 'Lpic ha 'Linux' no sikakuda !'
Lpic ha Linux no sikakuda !
メッセージ全体をシングルクォーテーションで括り、シングルクォーテーションを文字列として認識させる場合
シングルクォーテーションの中でシングルクォーテーションのエスケープはできないため、シングルクォーテーション前で一度文字列を認識させ、次にシングルクォーテーション単体を文字列として認識させ、また文字列を認識…とする必要があります。
シングルクォーテーション単体はバックスラッシュ(\)を使用し文字列として認識させます。
つまりサンプルの文字列だと、以下のように表のように文字列を分割する必要があります。
サンプルの文字列分割 | 分割後の表記 |
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Lpic ha | ‘Lpic ha ‘ |
‘※シングルクォーテーション | \’ |
Linux | ‘Linux’ |
‘※シングルクォーテーション | \’ |
no sikakuda ! | ‘ no sikakuda !’ |
すると、以下の実行結果のようにシングルクォーテーションが文字列として認識されます。
要約すると文字列として認識させたいシングルクォーテーションの前に「’\’」を追加すればOKです。
# echo 'Lpic ha '\''Linux'\'' no sikakuda !'
Lpic ha 'Linux' no sikakuda !
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